福岡県で取れる二種類のいちじく


福岡県はいちじくの特産地だということをご存知だろうか。その福岡県ではある二種類のいちじくの産地なのだ。そのいちじくとは「蓬莱柿(ほうらいし)」と「とよみつひめ」。この二種類はいったいどのようないちじくなのだろうか。

福岡県で取れる二種類のいちじく

by kojirobo

一つ目の「蓬莱柿(ほうらいし)」。これは関西より西の地域で主に栽培されており、それは福岡県も例外ではない。この蓬莱柿が日本に伝わってきたのはなんと約370年前。中国より伝来してきた品種だ。このように昔から日本にある品種なので、日本の「在来種」や「日本いちじく」と呼ばれることもある。その実はサイズが小ぶりな50~100g程度で丸みがあり、味は適度な甘みとほのかな酸味で上品な味わいを楽しめる。この蓬莱柿が出回るのは8月下旬頃からとなっている。

二つ目の「とよみつひめ」。こちらは福岡県で生まれた新品種となっており、県限定のオリジナルブランド。福岡県からしか手に入らない珍しいいちじくだ。その名前は出生地の県農業試験場、豊前分場の「豊:とよ」と、甘い「蜜:みつ」から命名された。とよみつひめは桝井ドーフィンと蓬莱柿の両方の良さを兼備している。その味は、桝井ドーフィンの糖度が平均13度に対して、とよみつひめの糖度は16~17度と、強い甘味が特徴。果皮は赤紫色、果肉は緻密でジューシー。このように非常においしい品種のいちじくなのだ。旬は8月中旬頃となっている。

この二種類のいちじくが楽しめるのは福岡県だけ。福岡県を訪れてその特産のいちじく、ぜひ食べてみませんか。